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詰将棋を3つのキーワードで解析するスレ

1 :名無し名人:2007/01/07(日) 07:19:41 ID:vWEDW5+X
詰将棋は難しいものですが、目の付け所は大きくわければ
@守りの駒
A玉の逃げ道
B攻めの駒
この3つしかありません。
この3つのキーワードで詰将棋を解析していこうというスレです。
ではそれぞれを見ていきましょう。

2 :名無し名人:2007/01/07(日) 07:25:53 ID:SuMVj2BD
2get

3 :名無し名人:2007/01/07(日) 07:26:21 ID:vWEDW5+X
@守りの駒
守りの駒とは玉方の守備駒のことです。
これが無ければ詰将棋にならないものです。
守備駒がよく効いていて詰みそうにない局面はよくあります。
守備駒があって詰むためのネックになっているからどうしたらいいのか?
実はこれは、方法としては3つしかないのです。

1・守備駒を移動させる(動)
2・守備駒はそのままにしておく(静)
3・守備駒を盤上からなくしてしまう(取)

ではそれぞれの具体例を見ていきましょう。

4 :@-1・守りの駒を移動させる:2007/01/07(日) 07:37:25 ID:vWEDW5+X

┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│▽玉│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▽金│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▲!と│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 桂 金

守りの金が無ければ頭金で簡単に詰みます。
ただ守りの金を盤上から無くさなくても▲3三桂の王手に△同金ととらせれば
頭金で詰みます。
金は斜め下には効きがないので2二の地点に関して無力化するからです。

5 :@-2・守りの駒はそのままで:2007/01/07(日) 07:46:46 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│▽玉│__│▽桂│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▽金│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│▲銀│▽歩│▽歩│▽歩│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 飛、金

この問題も玉方の金がいなければ頭金で簡単に詰みます。
▲5一飛△同玉と守備駒の金から離せば頭金で詰みます。
守備駒の金は動かさずそのままにして無力化させる。


6 :@-3・守りの駒を盤上からなくす:2007/01/07(日) 07:58:06 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│▽玉│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▽金│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▲銀│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▲歩│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 金2
手数:0手まで

この問題も守りの金がいなければ頭金で簡単に詰みます。
守りの金が詰むことのネックになっているのですが
この場合は▲3二金△同金▲同銀成と守りの金を盤上からなくしてしまいます。
あとは金の並べ詰めで詰みます。


7 :@守りの駒・例題1:2007/01/07(日) 08:16:40 ID:vWEDW5+X
それでは守りの駒がある形についていくつか例題を解いてみましょう。
ただこの場合もただ解くのではなく
>>3を参照にして1から3のどれを使ったのかをきちんと把握して下さい。

┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│▲銀│▽桂│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽玉│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▽龍│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 金 角 

問題をひと目見ると守備駒の龍がとてもよく効いています。
逆に龍がいなければ腹金で簡単に詰みます。
▲3四角△同龍と龍を移動させて▲2二金の腹金で詰みます。
これは@-1の「守りの駒を移動させる」で解決しました。

8 :@守りの駒・例題2:2007/01/07(日) 08:27:45 ID:vWEDW5+X

┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│▽金│▽玉│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│▽金│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│▲龍│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 金

この問題は5二の金をどうするかという問題です。
▲4二金で5二の金は動かない(動かせない)で詰みになります。
この問題は@-2の「守備駒はそのままにしておく(静)」で解決しました。
「守備駒をそのままにしておく」の中でも強制的に動かせない問題でした。


9 :@守りの駒・例題3 :2007/01/07(日) 08:39:54 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│▽金│▽玉│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▲歩│__│▲馬│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒:なし

馬で相手の守備の金を取ってあとは△同玉▲3二金までです。
これは「3・守備駒を盤上からなくしてしまう(取)」で解決しました。
取った金を再利用したわけです。

10 :@守りの駒・例題4:2007/01/07(日) 08:51:49 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│▽金│▽玉│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▽歩│▲!と│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒:桂 金

まず図をぱっと見てこの問題は守り駒の香がいなければ▲1二金で詰みです。
▲1三桂△同香▲1二金までの3手詰めです。
香を「@-1守備駒を移動させる」を使い1二の地点に香の効きをなくし金打ちを実現させる問題でした。

11 :@守りの駒・例題5:2007/01/07(日) 09:03:29 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│▽銀│▽玉│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▽金│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▲!と│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▲桂│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: なし

この問題も簡単なものです。
▲3二桂成△同銀▲2二金まで3手詰めです。
ただし▲3二桂成がまず金を取る(3・守備駒を盤上からなくしてしまう)のあと
守りの銀を△3二同銀と移動させている(1・守備駒を移動させる)ことに着目してください。
▲3二桂成が駒を補充しつつ銀を上に移動させることにより▲2二金で詰むようにしているのです。
この問題は@-1と@-3の複合でした。
一つ一つの原理は簡単ですが複合や組合わせで複雑化していきます。

12 :名無し名人:2007/01/07(日) 09:37:57 ID:5iEGzVGp
"A玉の逃げ道" と "B攻めの駒" マダー?

13 :名無し名人:2007/01/07(日) 09:57:39 ID:CLuNndp4
うんこ

14 :名無し名人:2007/01/07(日) 09:59:55 ID:vWEDW5+X
A玉の逃げ道

詰将棋は最後は王がどこにも一歩も動けないという段階(詰み)にすることで
終結します。
そこで詰ますためにネックになるのが、玉に逃げ道(動ける場所)があることです。
王様に逃げ道(動ける所)があるからどうすればいいのか。
これも事象としては大きく分けて3つのどれかに必ずあてはります。

1・王様に逃げられて困る所をふさいでしまえばいい。(封鎖)
2・王様に逃げられて困る所に行かせなければいい。(拒否)
3・王様の動けるところを逆に利用してしまえばいい。(逆用)

ではそれぞれを見ていきましょう。

15 :A-1・玉の逃げ道をふさぐ:2007/01/07(日) 10:08:01 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│▲角│▽桂│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽玉│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▽歩│▽歩│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 金 銀

実戦にもよくでてくる図です。
この局面で▲2二金と王手をしたいところですが金は斜め下に効かないので
玉が1三の地点に移動でき逃げ出されてしまいます。
これをどうすればいいのかといえば▲1三銀に△同桂ととらせ
1三の地点をふさいでしまえばいいのです。(退路封鎖の手筋)
▲1三銀△同桂△2二金まで3手詰め


16 :2・逃げられて困る所にいかせない:2007/01/07(日) 10:19:43 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│▽桂│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│▲!と│__│▽玉│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▽歩│▽歩│▽歩│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 飛

この局面は玉に2二から1三へ逃げられ上部に行かれると
全く脈がなくなってしまいます。
そこでまず▲4二飛と打ち玉が2段目には移動できないようにします。
▲4二飛には△3一玉の一手ですがここで▲4一飛成としては
△2二玉と逃げられてこまります。
ですので、と金を動かして王が二段目にはいけないままにしておけば詰みます。

▲4二飛△3一玉▲4一と まで三手詰め

17 :A-3・玉の動ける所を逆用:2007/01/07(日) 10:31:46 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│▽銀│▽玉│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│▽金│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│▲!と│__│▲!と│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と

先手持ち駒: 金

まずこの図で玉が動けるところは今は4一の地点しかないことを確認してください。
平凡にどちらかのと金で守備駒の金を取ると(これは@-3の原理ですね。)
△同銀と取られた形がどちらも詰みません。
これはどうしてかというと△同銀と取られた時の玉の位置が詰みにくいところにあるからです。
初手▲4一金と打ち王を4一に移動させます。(玉の逃げ場に先着の手筋)
そうしますと左のと金で金を取ると同銀に頭金で詰みます。

▲4一金△同玉▲5二と金左△同銀▲4二金まで5手詰め
最初に4一にしか動けない玉をわざわざそこに
捨て駒までして誘導してからというのがポイントでした。



18 :A玉の逃げ道・例題1:2007/01/07(日) 10:50:52 ID:vWEDW5+X
それでは守りの駒がある形についていくつか例題を解いてみましょう。
ただこの場合もただ解くのではなく
>>14を参照にして1から3のどれを使ったのかをきちんと把握して下さい。

┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│▽玉│▽桂│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│▲飛│▲金│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▽歩│▽歩│▽歩│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│

先手持ち駒: 角

このまま金を横に動かしながらの王手では1三から上部へ逃げられて
脈がなくなってしまいます。
そこでまず▲1三角と王手をして△同桂とさせ逃げ道をふさいでしまいます。
△同桂と取らせた手は@-1守備駒の移動にもあたります。
あとは金を横に移動させれば詰みます。

▲1三角△同桂▲4二金△2二玉▲3二金△1二玉▲2二金まで7手詰め
A-1・王様に逃げられて困る所をふさいでしまえばいい。(封鎖)でした。


19 :A玉の逃げ道・例題2:2007/01/07(日) 11:11:22 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│__│▲飛│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▽歩│▽玉│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▽歩│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▲歩│__│▲香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 金

この局面でまず玉の逃げれる地点(動ける場所は)3三と2三だとわかります。
しかし玉が2三の地点なら▲1三飛成で簡単に詰むことがわかります。
3三の地点に逃げられては困りそうなので初手▲1三飛成としますとこんどは
飛車がいなくなったので一段目から逃げられてしまいます。
初手▲2三金と捨て△同玉と取らせてから(A-3・玉を都合のいい場所に移動させる)
▲1三飛成(A-2・王に逃げられて困る所に行かせない。)で詰みます。
飛車は横はどこまでも効いているので玉は横に移動できません、

▲2三金△同玉▲1三飛成までの3手詰め

20 :A玉の逃げ道・例題3 :2007/01/07(日) 11:27:49 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│▲銀│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▲馬│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▽玉│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▽歩│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽馬│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 金

まずこの局面で玉の逃げ道(動ける場所)は1四と2二の地点だとわかります。
ですので初手3二馬とすれば両方の地点に効くので詰むように見えますが
そうすると馬が動いたことにより今度は2四に新たな逃げ道が発生して詰みません。
ここまでの失敗を元に初手▲2四金と打ち△同馬と取らせることが2四の地点を
「A−1・王様に逃げられて困る所をふさいでしまえばいい。(封鎖)」になります。
その後で▲3二馬とすればこれは1四の地点を
「A-2・王様に逃げられて困る所に行かせなければいい。(拒否)」になり詰みます。

▲2四金△同馬▲3二馬までの3手詰め


21 :A玉の逃げ道・例題4:2007/01/07(日) 11:51:16 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│▽飛│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▽玉│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▽歩│__│▽歩│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▲桂│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│

先手持ち駒: 角、金

まずこの局面で王様の逃げ道(動ける場所)はいくつあるかを見てみます。
そうすると1一と2一と3三の地点であることがわかります。
この角を取らずに逃げるのはどこにいっても金打ちで簡単に詰みます。

ここでもし1一か2一に玉がいればこれは金を打って簡単に詰みます。
3三の地点に逃げられるとそのあと逃げ道が増えてまずそうだなと判断します。

角を1一に打ってみましょう。この瞬間は3三の地点に玉は逃げられません。
同玉と取った場合は「A-2・王様に逃げられて困る所に行かせなかった」にあたり
頭金で詰みです。▲1一角△同玉▲1二金まで3手詰め
同飛ととった場合はこれは3筋の飛車の効きが無くなり▲3二金と打てるようになり
なおかつ1一の飛車が王の動ける場所をふさいでしまっていて詰みます。
よってこれは「@-1守備駒の移動」と「A-1逃げ道封鎖」の複合であるとわかります。
▲1一角△同飛▲3二金まで3手詰め。


22 :A玉の逃げ道・例題4 改:2007/01/07(日) 11:54:54 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│▽飛│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▽玉│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▽歩│__│▽歩│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▲桂│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│

先手持ち駒: 角、金

まずこの局面で王様の逃げ道(動ける場所)はいくつあるかを見てみます。
そうすると1一と2一と3三の地点であることがわかります。

ここでもし1一か2一に玉がいればこれは金を打って簡単に詰みことを認識します。
しかし3三の地点に逃げられるとそのあと逃げ道が増えて、まずそうだなと判断します。

角を1一に打ってみましょう。この瞬間は3三の地点に玉は逃げられません。
この角を取らずに逃げるのはどこにいっても金打ちで簡単に詰みます。
同玉と取った場合は「A-2・王様に逃げられて困る所に行かせなかった」にあたり
頭金で詰みです。▲1一角△同玉▲1二金まで3手詰め
同飛ととった場合はこれは3筋の飛車の効きが無くなり▲3二金と打てるようになり
なおかつ1一の飛車が王の動ける場所をふさいでしまっていて詰みます。
よってこれは「@-1守備駒の移動」と「A-1逃げ道封鎖」の複合であるとわかります。
▲1一角△同飛▲3二金まで3手詰め。


23 :A玉の逃げ道・例題5 :2007/01/07(日) 12:09:09 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│▽玉│__│▽桂│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▽金│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│▲銀│▽歩│▽歩│▽歩│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤

先手持ち駒: 飛、金

この問題は>>5とまったく同じものです。
この問題をA玉の逃げ道という観点から考察してみましょう。
まず玉の逃げ場所(動ける所)はどこでしょうか。
5一と3一だとわかります。
ただ5一の方はそこに玉がきてくれるのなら頭金で簡単に詰むのでA-3逆用
(むしろ都合がいい)ことがわかります。
3一に逃げられるのはまずいと考え5一飛車と打ちます。
これは 「A-2・王様に逃げられて困る所に行かせなければいい。(拒否)」と
     「A-3・3・王様の動けるところを逆に利用してしまえばいい。(逆用) 」
が複合した手です。

▲5一飛△同玉▲5二金まで3手詰め



24 :名無し名人:2007/01/07(日) 12:42:01 ID:vWEDW5+X
B攻めの駒

攻めの駒とは攻め方・詰み方のほうの駒のことです。
@守りの駒とA玉の逃げ道は玉方の問題でしたが
B攻めの駒は逆に攻め方の方に何らかの問題があり
それを解決しなければいけない場合で3つの中で1番
盲点におちいりやすいです。
1番怖いのはすごい敵よりまずい味方というような言葉があります。
このB攻めの駒に関しても目のつけどころは3つでそれで網羅できます。

1・攻め駒の質の問題(質)
2・攻め駒の量の問題(量)
3・攻め駒の位置の問題(位置)です。

ではそれぞれを見ていきましょう。

25 :B-1・攻め駒の質の問題:2007/01/07(日) 13:01:02 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│▽歩│__│▽玉│最終手は
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤★☆で表記
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▲銀│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 香

質の問題というのは将棋は動き方として10種類の駒(初期配置+成り駒の龍・馬)
があるのですがこれをうまく活用するということです。
この図は香をどこに打つかという問題ですが
▲1二香だと△2一玉と逃げられてそのあとが手がありません。
ここは香車を離して打って1二の地点では成香(金の動き)に質を変換することが
ポイントになります。

▲1三香△2一玉▲1二香成まで3手詰め

26 :B-1・攻め駒の量の問題1:2007/01/07(日) 13:11:14 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│▽玉│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▲金│__│__│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒:銀3

攻め駒の量の問題は詰将棋ならきちんと足りているように作られていますが
実戦なら詰ますための枚数が足りているかどうかは切実な問題になります。
まずこの図で銀が3枚あると▲3二銀△2二銀▲2三銀△1一玉▲1二銀までで
簡単に詰みます。

27 :B-2・攻め駒の量の問題2:2007/01/07(日) 13:18:10 ID:vWEDW5+X
それでは>>26の図を銀2枚で詰ませてみてください。
その前に銀3枚での詰め上がり図が下図です。
これを見ると1二の銀と2三の銀だけが詰めに関係していて
残りの銀一枚と金がいなくてもいい図になっています。
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽玉│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▲銀│__│▲銀│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▲金│__│▲銀│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: なし

実戦ではこういう場合は遊び駒の活用という手段を取るのですが
詰将棋の攻め方の量の問題でも同じです。

▲3二銀△2二玉▲2三銀打ち△1一玉▲2一銀成△同玉▲3二金△1一玉▲2二金まで
9手詰



28 :B-3・攻め駒の位置の問題:2007/01/07(日) 13:23:06 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│▽桂│▽玉│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▽飛│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▲龍│▲銀│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 桂

最後に位置の問題について考えます。
この図で2三の位置に龍がいなければ▲2三桂で簡単に詰むことがわかります。
ですので2三の龍の位置をうまく変えれば桂がうてるようになり詰むことがわかります。

▲1二龍△同飛▲2三桂まで3手詰め


29 :B攻めの駒・例題1:2007/01/07(日) 13:41:29 ID:vWEDW5+X
それではB攻めの駒についていくつか例題を解いてみましょう。
ただこの場合もただ解くのではなく
>>24を参照にして1から3のどれを使ったのかをきちんと把握して下さい。

┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▲金│▲角│__│▽玉│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▽歩│▽歩│▽歩│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤

先手持ち駒: 金、銀

まずここから普通に詰ますなら▲2一銀ですが△2二玉の形になると
有効な王手が無い形になります。
この問題図を見て3二にいる角が金だったらどうでしょう。
これなら▲2一銀の一手詰めです。
ですので▲2一角成△同玉▲3二金打△1二玉としたらどうでしょうか。
見事に問題図で角と持ち駒だった金が入れ替わった形になり▲2一銀で簡単です。

▲2一角成△同玉▲3二金打△1二玉▲2一銀
これはB-1・攻め駒の質の問題(質)で角と金を交換することで解決しました。


30 :B攻めの駒・例題2:2007/01/07(日) 13:53:08 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│▽桂│▽香│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▽金│__│▽玉│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▲馬│__│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▲飛│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 桂

実戦ならば自玉に即詰みが無ければ馬で金をとっておけば必死という感じです。
これは2四の飛車がいなければその位置に桂馬を打って詰みという形です。

▲2二飛成△同金▲2四桂まで3手詰め

これはB-3・攻め駒の位置の問題(位置)で解決しました。


31 :名無し名人:2007/01/07(日) 13:57:26 ID:1HViTw8k
このスレは役に立ちそうですが
1日に1〜2個でいいですよw


32 :名無し名人:2007/01/07(日) 14:50:57 ID:vWEDW5+X
>>31
3つのキーワードのまとめが終わったら
あとはその予定です。

33 :B攻めの駒・例題3:2007/01/07(日) 14:58:49 ID:vWEDW5+X
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▽銀│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▽歩│▽玉│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▲馬│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 金、銀

この図を見ると持ち駒が金と銀だけでは量が不足している感があります。
また@守備駒の銀と歩A玉の逃げ道も下に広くだめそうな感じです。
しかしここで▲1四銀と打てば全てをクリアしてどう変化しても詰みになります。
△同歩なら▲1三金まででこれは@-1・守備駒の移動で解決
△同玉なら▲2四金△1五玉▲2五馬でA-2・3で解決
玉が下に逃げれば▲1三馬から詰みます。A-2で解決。
ぱっと見で攻め駒の量が不足している感じをどうすればいいかの問題でした。


34 :名無し名人:2007/01/07(日) 15:02:26 ID:vWEDW5+X
さてこれで3つのキーワードの説明が終わりましたので
まとめておきます。

@守りの駒 >>13                 
1・守備駒を移動させる(動)
2・守備駒はそのままにしておく(静)
3・守備駒を盤上からなくしてしまう(取)

A玉の逃げ道 >>14
1・王様に逃げられて困る所をふさいでしまえばいい。(封鎖)
2・王様に逃げられて困る所に行かせなければいい。(拒否)
3・王様の動けるところを逆に利用してしまえばいい。(逆用)

B攻めの駒>>24.
1・攻め駒の質の問題(質)
2・攻め駒の量の問題(量)
3・攻め駒の位置の問題(位置)です。




35 :名無し名人:2007/01/07(日) 15:03:36 ID:vWEDW5+X
さてこれで3つのキーワードの説明が終わりましたので
まとめておきます。

@守りの駒 >>3                 
1・守備駒を移動させる(動)
2・守備駒はそのままにしておく(静)
3・守備駒を盤上からなくしてしまう(取)

A玉の逃げ道 >>14
1・王様に逃げられて困る所をふさいでしまえばいい。(封鎖)
2・王様に逃げられて困る所に行かせなければいい。(拒否)
3・王様の動けるところを逆に利用してしまえばいい。(逆用)

B攻めの駒>>24.
1・攻め駒の質の問題(質)
2・攻め駒の量の問題(量)
3・攻め駒の位置の問題(位置)です。


36 :名無し名人:2007/01/07(日) 15:08:01 ID:vWEDW5+X
あとは実戦の寄せでも詰将棋でも
この3つのうちどれが問題になっているかを考えて
さらに一つ一つに3つのアプローチを使います。

まずは、ぱっと見で、この守備駒がやたら効いてるなとか
王様の逃げ道が広いなとか、枚数が足りてるかなど直感で
感じることが大事です。

このスレでは初歩の初歩からの詰将棋で解析していきたいと思います。

37 :名無し名人:2007/01/07(日) 16:22:27 ID:1HViTw8k
>>18以外は一目だったな


38 : ◆uOve0/ks1k :2007/01/07(日) 16:41:35 ID:vWEDW5+X
>>37
ここだけトリップつけます。
>>18は余詰めありますね。
玉方に4四角とか7三銀で飛車に当てとく駒が必要でした。


39 :名無し名人:2007/01/07(日) 16:45:55 ID:1HViTw8k
なるほど

勉強になります

40 :第1問:2007/01/07(日) 16:46:39 ID:vWEDW5+X
それではここから問題に入ります。
3つのキーワードを全て使って分析します。

まずはこの問題です。
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│▽玉│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│▲歩│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│

先手持ち駒: 金


41 :名無し名人:2007/01/07(日) 16:52:26 ID:IlrWn6GP
>>18
42金、22王、31角、12王、41金の平凡5手詰めじゃないのか

42 :名無し名人:2007/01/07(日) 17:59:14 ID:5iEGzVGp
>>41 >>38

43 :名無し名人:2007/01/07(日) 19:19:19 ID:MS8H4zSC
>>40
 玉
 金
 歩


44 :名無し名人:2007/01/07(日) 19:41:29 ID:WKlBEoBI
コテの占有スレは禁止
自分でブログでも開いてろ

45 :名無し名人:2007/01/08(月) 01:16:59 ID:Rb5zp+Bs
簡単な詰め将棋だったらキーワードとか考えなくても解けるから
難度別に出してほしい。

46 :名無し名人:2007/01/08(月) 10:20:38 ID:xH2icROI
7手〜9手がいいな

できれば詰め将棋じゃなしに詰む将棋でいいよ

47 :名無し名人:2007/01/08(月) 18:16:06 ID:x+GBCBu/
>>40
@守りの駒
守りの駒は0なので考える必要はありません。
A玉の逃げ道
動ける場所は4つ
動けない場所は歩が効いている玉頭と盤端なので後ろ3つの計4つ
B攻めの駒
王手の仕方は歩が2通りと金が5通り

この中で詰むのは歩の効きがある5二金のみ。
それ以外は全部タダで取られてその後、手がありません。
これで玉の動ける4つの場所をすべてをおさえています。




48 :名無し名人:2007/01/08(月) 18:17:11 ID:x+GBCBu/
では9手詰めの問題です。
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│▽香│▽桂│__│▲角│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│▽玉│__│▽銀│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│▽歩│▽歩│▽歩│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒: 金、銀、桂


49 :名無し名人:2007/01/09(火) 00:03:18 ID:Rb5zp+Bs
解けたけどキーワードをどう使えばいいのかはわからなかった

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